本多農園 
所在地 : 埼玉県北葛飾郡鷲宮町大字鷲宮385−1
電  話 : 0480−58−1657
施設面積 :  鉄骨ガラス温室4棟    2500u
          アクリル鉄骨温室2棟   990u
          パイプハウス7棟     2800u 
栽培作目 : シクラメン ハイビスカス パンジー
         アルストロメリア ゼラニューム
         ブーゲンビレア ガーベラ
          デルフィニューム その他草花
従 業 員  : 家族4人 雇用8人 臨時雇用4人


 経営の発展経過と特徴 

父が当初は梨と主穀の複合経営を行ってきたが、昭和39
年に施設花きの生産転換を考え、試験栽培を行い品目の
選定を行い、昭和43年にシクラメンの山上げ苗を購入し、
手作りのガラスハウス165uで生産開始した。
昭和45年に施設を300uに拡大し、グロキシニアを導
入、施設の有効利用を図る。
昭和50年には花き単一へ発展し、東京への市場出荷
高級店・庭先販売での流通を確立する。
現在は、全国への市場出荷・量販店などの契約出荷も
行っている。


経営の取り組み 

自分は栽培技術、妻が直売での顧客対応、両親が経営全
般の管理を分担し、経営の充実を図っている。
技術的取り組みは、埼玉の気候は、夏期は高温になるた
、通風換気や採光条件を良くするためハウスを南北に
配置し、ハウス間隔も余裕を持った構造にした。また近年
の夏場の高温に対応するために、クーラーを導入した。
また、鉢上げの効率向上のためにプラグ苗の利用。品目
に適した底面給水による灌水作業の省力化。C鋼利用に
よるひも給水やイリゲイジョンマット利用によるマット給水
作目ごとに用土の物理性、化学性を検討した上での軽量
化をはかり、管理作業軽減と宅配便への対応。